書道を独学で練習して上達する秘訣|書道教室に通わなくてもOK

コラム 書道 習い事

書道を独学で学びたい/学ばせたい方
「書道をやってみたい/もっとうまくなりたい/子供にやらせたい。でも書道教室に通うのはちょっと…。書道って独学で上達できますか?」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 書道を独学で練習して上達する秘訣

こんにちは、ヒデハルです。
子供の頃に書道教室に通ってました。
(小3~高3)

40歳を過ぎてふと書道をやりたくなり、2016~2017年に自宅で練習し、毛筆書写技能検定2級に合格しました。

娘2人は書道教室に通わず自宅のみで練習し、4級に合格しました(受験時は小4)

そんな私なので、書道経験は豊富です。

さて、書道を学びたい・学ばせたい方のよくある悩みで、
「書道教室に通わずに独学で上達できるの?」という点があると思います。

その答えは、、

書道は独学で上達できます。

なぜなら「上達に必要なのは、書道教室に行くかどうかでなくて、練習量。それに今はYouTube先生から学べる」からですね。

登録無形文化財への登録申請が文化審議会からなされた書道(引用:文化庁広報誌)。本記事では、そんな書道を独学で上達する方法を解説します。

目次

書道は独学で上達できます

書道は独学で上達できます。

たしかに書道教室にいくと、先生から指導を受けれて良いでしょう。

しかし「近くに書道教室がない」「予算上キビシイ」という方もいるかと思います。

では、書道教室にいかないと上達できないのでしょうか?

そんなことありません。

上達に必要なのは、練習量です。
自宅で練習をしっかりやれば、書道は独学でも上達できますよ

書道の道具は基本的なものでOK

書道の道具は基本的なものでOKです。

書道に必要な道具

  1. 半紙
  2. 下敷
  3. 文鎮

2~5の道具は、100均で買えば充分です。

1の筆だけは、文房具店などでそれなりのものを買いましょう。

文房具店に行かずにネット注文で済ませたい方は、こちらの筆がおすすめです↓

» 筆 大
» 筆 大小2本セット
» 筆 大小2本セット(安い)

書道のお手本は1冊の本があればOK

書道のお手本は、レベルに応じた本が1冊あれば充分です。

書道はどんな字であっても「とめ」「はね」「はらい」といった基本技法8種類の組み合わせだからです。

この基本技法の筆遣いを上達させることが、書道の上達の秘訣!

多くの手本を書くことよりも、1冊の本でいいので、基本技法の練習をくり返しやりましょう

参考までに、基礎レベルの人は以下の本がおすすめです↓

» 極める!基礎習字練習帳

YouTubeで指導者から書道を学ぶ

書道が独学で上達できる理由の1つ目は
「本人の練習量しだいだから」でした。

書道が独学で上達できる理由の2つ目は
「今の世の中、YouTubeで指導者のレッスンを自宅で受けれるから」です。

私が書道教室に通ってた子供のころは、YouTubeなんてありませんでした…。

身近で書道を教えてくれるのは、書道教室の先生だけ。

そんな時代なら「上達するには書道教室に通ってなんぼ!」という意見もわかります。

YouTubeの登場で変わった

でも今ならYouTubeを見れば、指導者によるレッスン動画がたくさん流れてます。

通ってる書道教室の先生がよっぽど高名な方なら別ですが、、

10年間も書道教室に通った私からすれば、正直言って、自宅でYouTubeを見る方がよっぽど勉強になります

これホントです、、 (^^;

YouTubeの良さとは

  • 有名な書道教室の先生から学べる
  • 色んなタイプの先生から学べる
  • くり返し再生して学べる
  • 好きな時に自宅で学べる

以下は一例です。

おすすめの動画は以下の記事にまとめてますので、よければご覧下さい。
» 【無料】書道のお手本|小学生の宿題や大人の独学におすすめ!

書道の試験を受けて目標をもとう

ここまで「書道は独学で上達できる」という解説をしてきました。

理由は以下の2つでしたね。
・上達は本人の練習量しだいだから
・YouTubeのレッスンを自宅で受けれるから

最後に、書道を独学で上達するコツとして
「試験を受ける」ことをおすすめします。

試験を受けることで
目標ができてモチベーションにつながる
上達ぐあいを客観的に判断できる
からです。

おすすめの書道の試験

試験のおすすめは「毛筆書写技能検定」です。

理由は、履歴書に明記できる唯一の検定試験(文部科学省後援)だからです。

概要は以下のとおり。

毛筆書写技能検定とは

  • 試験は年に3回
  • 試験会場:各都道府県にあり
  • 受験料:千円(6級)-7千円(1級)
  • レベルは8つの級(6,5,4,3,準2,2,準1,1)
  • 一部の学校で入試優遇につながる(詳細
  • 一部の学校で書道の単位がふえる(詳細
  • 資格取得で指導者となれ、書道塾が開ける

上記のとおり。

おすすめの書道テキスト

毛筆書写技能検定をうけるなら、以下のテキストがおすすめです。

» 5級を受ける人向け
» 4級3級を受ける人向け
» 2級1級を受ける人向け

本試験をより詳しく知りたい方むけに、以下の記事にまとめました↓

» 書道検定の受験方法&合格するコツとは【毛筆書写技能検定】

参考:私の試験履歴

私は子供のころ、書道教室に10年ほど通いました。大学生からは筆を持つことはなくなりましたが、40歳を過ぎてふと書道をやりたくなり、、

2016~2017年に自宅で練習し、2級に合格したわけです。

やったぜって感じ (^^)/

1級へも挑戦しかけたんですけど、書道の腕もさることながら、草書を覚えるのにかなりの時間が必要だったので、いったんやめました。

定年を迎えたら、また挑戦するつもりです。
あ、もちろんそのときも、、、

独学でね!

まとめ:書道を独学で練習して上達する秘訣|書道教室に通わなくてもOK

記事のポイントをまとめます。

本記事の内容

  • 書道は独学で上達できます!
    ・上達は練習量しだいだから
    ・自宅でYouTubeから学べるから
  • 道具は基本的なものでOK
  • 手本は1冊の本あればOK
  • 基本技法の筆遣いを入念に
  • YouTubeのレッスンを自宅で受けよう
  • 毛筆書写技能検定を受けて目標をもとう

書道っていいですよね。

上達して良い作品が書けると
心が満ちて晴れやかになりますし、

あなたが心をこめて書いたその作品は、

一生の宝になりますから。

そんな楽しい書道を
自宅にいながら独学で続けていきましょう。

本記事が参考になれば幸いです。